シャンプー豆知識

【敏感肌・乾燥肌・オイリー肌】あなたは知ってた?肌質別シャンプーの選び方

女性にお勧めのシャンプー

化粧品を選ぶ場合、肌のタイプに合ったスキンケア用品を選んでいるはずです。実は、頭皮や髪もお肌と同じで、頭皮や髪に適したシャンプーを使うことが頭皮の健康や美しい髪を保つのにはとても大切。

シャンプーを買いに行くと、○○用、××用(ドライヘア用、ダメージヘア用)などさまざまなタイプのシャンプーを見かけるはず。でも、意外と気にしていなかったり、あるいは間違えた選び方をしているかもしれません。

そんな方のために頭皮や髪のタイプについてまずはご説明したいと思います。そしてそれぞれの髪や頭皮の状態に応じ、適したシャンプーなどをご紹介します。

ドライ肌・ヘアの方の特徴

悩んでいる女性

ドライ肌・へアの方は、体や顔も乾燥肌ではありませんか?普段から肌の水分量も少なくカサカサ感や肌の痒みなどを感じる方も多いかもしれません。

頭皮や髪がこのタイプの方は、頭皮も乾燥感を感じやすく、時には痒みを感じたり、フケが出ることも。髪にパサパサ感を感じ、常に乾燥している方が多いです。髪・頭皮の乾燥は、ダメージヘアにもつながります。

髪や頭皮が乾燥する理由は、もともと乾燥肌であることに加え、ヘアケアの中で十分に水分が補えていないから。そして日常生活でのストレスなどがあります。特に季節としては秋冬の寒い季節にダメージを受けやすくなり、十分な保水や影響分補給が必要になってきます。

ドライ肌・ヘアの方にお勧めのシャンプー

ドライ肌・ヘアの方にとって大切なことは、水分の補給(うるおい保湿)です。乾燥した頭皮や髪はダメージを受けやすい危険な状態なので、十分な水分や保湿成分を含んだシャンプーがおすすめ。

頭皮と髪の深部まで潤いを与え、髪をまとまりやすく整えるシャンプーや保湿成分が配合されたものが良いでしょう。

髪をしっとりとさせ、パサついた髪もしっとりとツヤのある髪にまとまります。良い素材としては、ハーブやオイルなどがあります。天然素材なので乾いた髪や頭皮にダメージを与えることなく潤いを与えます。

例えば、オイルタイプのものであれば、オリーブオイル配合のシャンプーがあります。バージンオリーブオイルなど良いオイルが配合されていれば、プロビタミン、パンテノールが髪に浸透します。おかげで髪がしっとりと潤います。

オイリー肌・ヘアの方の特徴

頭皮環境が悪化して悩んでいる女性

オイリー肌・ヘアの方は、皮脂の分泌が多く、髪や頭皮にベタつきを感じたり、肌トラブル、たとえばニキビなどの原因にもなります。

これらのトラブルは過剰な頭皮の皮脂分泌によるものです。皮脂が毛穴に詰まりや雑菌の繁殖などを引き起こしてしまうのです。

オイリー肌・ヘアの方にとっては、余分な皮脂の洗い落としが大切です。

オイリー肌・ヘアの方にお勧めのシャンプー

オイリー肌・ヘアの方には、まずは頭皮の皮脂をしっかりと洗い落としてくれるタイプのものがおすすめ。

しかし洗浄力が強すぎるものは逆効果なので要注意。例えば高級アルコール系の成分を配合したシャンプーなのです。

オイリー肌・ヘアの方は、頭皮のベタつきや脂っぽさを防ぐために、泡立ちの良い、洗浄力の強いシャンプーを選びがちですが、実はこれは大きな間違い。

洗浄力の強いシャンプーは確かに頭皮の皮脂を洗い落としてくれますが、本来必要な皮脂まで洗い落としてしまうというデメリットがあります。

オイリー肌・ヘアの方にとっては皮脂は、少しで洗い落としたいものと考えがちですが、頭皮の皮脂が少なすぎると、かえって皮脂の分泌を促進させることになります。

オイリー肌・ヘアの方だからこそ、落とし過ぎてはいけないということ。頭皮をはじめとする肌は、皮脂の分泌がバリア機能になるため、過剰に皮脂が少なくなるとそれを補うために皮脂分泌が活性化されるようになってしまいます。

そのため過剰に皮脂が洗い落とされることは、頭皮の皮脂を分泌させることに繋がりますので適度な皮脂を頭皮に保つことが必要というわけです。

そこでオイリー肌・ヘアの方にとってシャンプー選びで大切なことは、余分な頭皮の皮脂をしっかり洗浄しつつ、必要な頭皮の皮脂を蓄えて髪の潤いを損なわないことです。

本来必要な皮脂までシャンプーで洗い流してしまうと、頭皮が反応して皮脂を過剰分泌してしまいます。すると、洗っても洗っても皮脂がどんどん分泌されてしまい、頭皮環境はどんどん悪化してしまうのです。

そのため、頭皮の皮脂は必要以上に洗い落とさないことです。

オイリー肌用のシャンプーは、皮脂と汚れをスッキリ取りつつも、潤いを与えるか、この両者を同時に実現することです。オイリー肌用シャンプーは、アミノ酸系シャンプーがお勧めです。

アミノ酸系のシャンプーの中でも生薬成分が多めに入ったものがあります。生薬は頭皮の炎症などを防ぐ効果があります。オイリー肌の方は、皮脂の過剰分泌が原因でニキビをはじめとした肌トラブルを起こしやすくなります。

これらは頭皮の皮脂の過剰分泌が原因です。このような肌トラブルを防ぎ頭皮を清潔な状態に保つには、生薬がとても効果的です。

消臭、抗炎症、抗菌効果もありアンチエイジングにも最適です。そして柑橘系、ハーブ系精油配合であれば、頭皮もすっきり、ナチュラルな香りがあり爽快感も味わえます。お肌も気分もすっきりとして快適です。

敏感肌・ヘアの方はこんな方

悩む女の子

敏感肌・へアの方は、もともとお肌が弱く、これまで化粧品やシャンプーなどで荒れたり、赤み、痒み、ピリピリ感、肌トラブルを起こしやすいです。

敏感肌の原因は、もともと体質的に外部の刺激に反応しやすい方もいます。あるいは生活要因、例えばストレスや不規則な生活の慢性化などで後天的に敏感肌になった方もいます。

出産や生理などのホルモンバランスの乱れなど、女性特有の加齢による理由もあります。

多くの方が生まれつき、あるいは気がついたら化粧品やシャンプー剤に抗反応を起こすこがあります。これまで使っていたシャンプーが合わなくなった方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方はシャンプーを変えるのも一つの対策方法です。

敏感肌の方はこんなシャンプーがおススメ

敏感肌の方は、頭皮が化学成分に反応を起こしやすいため、天然素材のシャンプーがおすすめ。中でも肌に優しく、頭皮への負担の少ないアミノ酸系洗浄成分配合のものが良いでしょう。

特に敏感肌の方は強い刺激のある成分を含まないシャンプーを選びたいですね。

高級アルコール系シャンプーに含まれる硫酸(サルフェート)と呼ばれる成分がありますが、この成分は、洗浄力が高く刺激を感じやすい成分なので要注意。

成分表の成分名に硫酸と付くものは避けるようにしましょう。具体的には、「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸アンモニウム」「ラウリル硫酸TEA」などです。これらの物質が頭皮から侵入し、アレルギーの原因となるため注意しておきましょう。

敏感肌・ヘアの方のための成分豆知識

 
敏感肌・ヘアで悩んでいる女性は、シャンプーを選ぶ時に成分を慎重に確認することが大切です。

シャンプーには必ず、成分が記載されているので、ボトルを確認する癖をつけましょう。

シャンプーに含まれている成分の中でも特に注意しておきたい成分をいくつかご紹介していきます。

  • ラウリル硫酸ナトリウム

乾燥肌、皮膚炎の発症がある。髪の成長を弱める場合がある。目の炎症など。

  • トリエタノールアミン (TEA)

皮膚炎や発疹がある。目を刺激しやすい。肌や粘膜にも影響する。

  • ラウリル硫酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキル硫酸エステル塩 (AS)

味覚に影響を及ぼすことがある。粒子が細かいので、皮膚を通過しやすい。女性は胸や子宮に蓄積されやすい。

  • ラウリル硫酸トリエタノールアミン

皮膚の乾燥や荒れの原因となる。目に影響があることもある。

  • エデト酸塩 (EDTA) ( キレート剤)

皮膚、粘膜、目に刺激が強い。ぜんそく、発疹などのアレルギーを引き起こす恐れがある。

  • プロピレングリコール

皮膚炎をおこしやすい。染色体異常の恐れもある。皮膚への浸透が早い。

このように代表的なアレルギー反応を起こしやすい成分を含んだシャンプー剤はできるだけ避けるようにしましょう。

エデト酸塩 (EDTA) ( キレート剤)やプロピレングリコールはアメリカでは使用禁止(プロピレングリコールは6歳以下の子どものみ)されている成分です。敏感肌の方は多くの化学薬品に反応しやすく、ダメージを受けやすいですのでより注意が必要です。

そしてもう一つ注意しておきたいのが、はシリコンです。シリコン入りのシャンプーは痛んだ髪を補正して、髪のごわつきを抑えるため、必ずしも悪いものではありません。

多くのシャンプーに含まれるコカミドプロピルベタインは、トリートメント効果があり、酸性になった髪を中和してシリコンの補正効果でごわつきをおさまります。

しかし、あまりにも過剰な量のシリコンを配合したシャンプーを使ってしまうと、頭皮をコートしてしまったり、髪をコートした大量のシリコンが剥がれ落ちてしまいます。剥がれ落ちるときに健康な髪の表面を傷つけ、結局は元よりも傷んだ状態を招きます。

シリコンの本来の働きは、「髪の毛をコーティングして外的刺激から守る」ということですので、ダメージヘア用のシャンプーとしてご利用が良いです。

シリコンは、本来髪の毛にとても大切な役割をしてくれますが、一部のメーカーのシャンプーには過剰な量のシリコンが配合されているので注意する必要があります。 これがシリコンシャンプーを使う場合の唯一のデメリットだといえます。

敏感肌・ヘアの方はまずはバッチテストをしよう!

パッチテスト

敏感肌・ヘアの方は、本格的にシャンプーを使い始める前にバッチテストを行うと良いですね。簡単に自分でバッチテストはできます。毎日利用するものなので、事前にテストしておくと安心です。

方法は、絆創膏にシャンプーを数滴しみこませ、肌のやわらかい部分に30分程度はりつけて放置します。絆創膏をとって、炎症などが起きていないか確かめしょう。

ひどい場合はお肌が炎症を起こし、皮膚炎などを招いたりすることもあるので、できるだけ使用前のバッチテストがおすすめです。

髪質別シャンプーの選び方

これまで見てきた通り、頭皮の状態(乾燥肌・オイリー肌・敏感肌)でシャンプーを選ぶことはとても大切です。
それと同時に、髪質によっても選ぶべきシャンプーは異なってきます。

サラサラ髪の女性と、カラーやパーマでバシバシに傷んでしまった女性では、合うシャンプーが違うんですね。
では具体的に、髪質別にお勧めのシャンプーについてお伝えしていきます。

太い髪・硬い髪の方はこんなシャンプーがおすすめ

髪がごわついて悩んでいる女性

太い髪や剛毛の方のお悩みは、髪がごわつく、量が多く見えて広がりがちになる、まとまりにくいなどではないでしょうか。その原因は、髪の構造にあります。

髪は通常外側からキューティクル、コルテックス、メデュラという3層構造になっています。キューティクルの枚数は、人によって様々。髪の太い方は、コルテックスの水分が関係しています。

髪が太い方や硬い方は髪が乾きにくいです。ドライヤーの時間が長くなるので、その分髪を傷める原因を作りやすくなります。

髪質が固く広がりやすい髪の方は、柔らかいしなやかな髪が理想です。そんな方でもシャンプーを変えるだけで、髪は柔らかくさせることができます。

髪が硬くて量が多い方は、髪の水分量が少なくなってしまったり、外的刺激によるダメージの蓄積の結果、酸化することもあります。

そのため、シャンプーを選ぶ際には、「保湿成分」「髪のケア成分」を配合したものを選びましょう。髪の太さによってダメージの受け方が変わるので、補修方法も変わってきます。

太毛の方にぴったりなのが、毛髪補正力の強いシャンプーです。太くてしっかりした髪の方はシャンプーの成分が内部まで浸透しにくいため、髪の内側までしっかりと染み込む成分が配合されたシャンプーがおすすめ。

潤いを髪の内部に封じ込めしっかり髪を補正してくれます。

特に髪を柔らかくしたい方は、セラミドやナチュラルモイスチャアライジングファクター(NMF)入りのシャンプー。

セラミドは、髪を柔らかくする効果があり、しっとりとまとまりやすい髪になることもあります。そしてナチュラルモイスチャアライジングファクターは、水分を髪に封じ込めて手触りの滑らかな髪へと導きます。髪や肌に含まれている成分なのですが、ダメージで失われてしまいますので補うことで生まれたての髪へもどることができます。

くせ毛・柔らかい髪タイプの方はこんなシャンプーがお勧め

くせ毛・猫毛で悩む女性

くせ毛や髪の柔らかい方にとっては、髪のお手入れは悩みの種です。湿気などで髪がちぢれたり、うねりがでたりします。雨が降っただけで髪型が変わってしまい、まっすぐな美しい髪に憧れている方も多いはず。

くせ毛を治したいと縮毛矯正などをする方もいらっしゃいますが、なかなか生まれつきの髪質を変えることは難しいでしょうし、縮毛矯正は髪にとてもダメージを与えます。

そんな方でも、毎日のシャンプーで少しでもお手入れが楽な髪質に近づくことができます。おすすめはアミノ酸系シャンプー。他のものと比べて頭皮へのダメージが少なく、髪にとても優しいシャンプーです。

アミノ酸系シャンプーなら洗浄力がマイルドなので頭皮・髪への刺激はほとんどないうえ、頭皮に必要な皮脂は残しつつ、余計な皮脂や埃汚れはしっかりと洗い流してくれます。

そしてくせ毛専用のシャンプーもあります。くせ毛用のシャンプーは、髪のまとまりやすくし、くせを出にくくします。頭皮に栄養を与え健康な髪をつくります。くせ毛の方は髪が乾燥しやすいので、髪の保湿がとても大切です。

くせ毛用のシャンプーは、例えばオイルシャンプーなどもあります。植物や動物性の油などを用いたシャンプーがお勧め。

天然素材の優れたオイルを使えば、頭皮への浸透力も高く、皮脂の潤いを保ち、髪のツヤを与えてくれます。優しい洗い上がりなので、くせ毛の方が感じやすいシャンプーのドライヤー後のパサつきや広がりも抑えられます。

オーガニック系、植物由来のシャンプーや植物エキスが配合されているシャンプーもあります。くせ毛の方にとっては、髪が柔らかく痛みやすいので日頃のシャンプーで栄養補給をして、髪を補修してあげることが大切です。

このようにさまざまなシャンプーがあり、頭皮や髪に合わせてお選びいただけると髪の健康や理想の髪に一歩近づくことができるかもしれません。

シャンプーは成分を確認しつつ、自分の頭皮・髪質に合ったものを選びましょう

普段何気なく選んでいるシャンプーですが、配合されている成分によって合う合わないが大きく変わってきます。

今回ご紹介した通り、シャンプーは、頭皮の肌質や髪質によって変えていくことが大切です。香りやボトルの可愛さ、知名度(口コミ1位など)で選ぶのではなく、成分を確認してあなたに合った1本を見つけるようにしましょう。

抜け毛や薄毛、頭皮の痒みやフケなどの頭皮トラブルが気になる場合は、頭皮・髪への刺激の低いアミノ酸系シャンプーを使うことをお勧めします。

具体的に、頭皮に優しいシャンプーについては次の記事で詳しくお伝えしているのでぜひ、参考にしてみてくださいね。